2015年5月29日金曜日

宇都宮餃子のライバル

宇都宮餃子とライバル餃子について調べてみました。


宇都宮 vs 浜松

宇都宮市の餃子消費量は2010年まで15年連続で全国トップでした!

が、2011年・2012年には静岡県浜松市にトップの座を奪われていまいます。

どうやら東日本大震災の風評が影響したようです。

2013年は家計調査によると、1世帯当たりの購入額が宇都宮4919円、浜松4155円。2014年には宇都宮4189円、浜松4363円。新聞記事はこちら

2つの地域は競り合っています。永遠のライバル、浜松…。
(写真は購入額で1位奪還を喜ぶ浜松の方たち。)



知名度を高める、宇都宮餃子

浜松では浜松餃子の普及に努める「浜松餃子学会」や、活動報告を伝えるブログ「浜松餃子学会日誌」を発信しています。

宇都宮も負けてはいません!

80の餃子専門店で構成する「宇都宮餃子会」が食べ歩きマップを作ったり、秋には「餃子祭り」を開催したりしています。

2011年から2年連続で2位に落ち込んだことに対しは「消費量日本一奪還アイドル」として栃木県出身のモデルさんを起用しています。

市内には餃子の消費量拡大を訴えるためにポスターを貼ったり、街頭大型ビジョンで訴えたりもしています。

地元スーパーも試食キャンペーンを開き購入促進してします。

市民全体で首位奪還を目指しています。


「量より質で勝負します」

3月3日の朝日新聞によると、宇都宮餃子事務局長は、

「PRのための順位はもういい。」

「今後は量より質で勝負です!」

と、順位争いからの路線転換を唱えています。

実態が必ずしも反映されない調査結果にこだわるよりも、専門店の賑わいを継続するにはどうしたら良いか、という方向にシフトしているのだそうです。


まだまだいる、ライバルたち

ご当地餃子のライバルは、まだまだいます。

京都・宮崎・大阪、神奈川の横浜など。

頑張れ、宇都宮。

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